カングヌAA

ケニア山の麓、エンブ市ルニンジェス地区。標高1600ｍ。品種は主にSL28です。カングヌ川から汲み上げた水を精製に使用し精製後の水も浄化処理するなど環境にも配慮。濃厚でバランスの取れたトップスペシャリティをお楽しみください！　

1　ギル・フェイバーさん

　クリーミーな香りを放つ焙煎豆を挽いてお湯を落とすと、プルーンのような酸味を含む香りが漂う、今月の「カングヌ AA」です。抽出されたコーヒーの香りは、焙煎豆に近い雰囲気が 復活しています。口当たりでは、コクと甘味に支えられたガッツリとくる苦味が強いインパクトを与えつつ、すかさず柔らかな酸味が顔を出して、厚みのある後味につながっていく、という感じです。飲み進めて苦味に慣れてくると、コクのある味わいと酸味のハーモニーがカカオのような風味を醸し出すとともに、甘味がしっかりと出てくるようになります。味がしっかりとしているので、生クリームを使ったケーキと相性が良さそうですが、コーヒーだけでもそこそこお腹が一杯になる感じがあるので、あらかじめお腹を空かせて挑むことをお勧めします。



2　まめまめさん

　最近「舟を編む」という小説を薦められて読んでみた。まだ観ていないけど映画化されていて、 自分がイメージした登場人物と映画の中の登場人物が違っている。 自分だっ たらどうキャンティングするだろうと、ここ１ヶ月モヤモヤしている。 さて今月の豆「カングヌ」は、一粒一粒の大きさも色もそろっいて、ぷっくりしていました。 コク・甘味・香り4.5、酸味・苦み3.5と いった感じで味も丸みがありました。 秋の夜長、コーヒーと柿を横に、キャスティングに文句を言いつつも、結局はのめりこむんだろうなぁ。