マルクス カツアイ

ミナスジェライス州・パットス・デ・ミナス市。標高950～1100ｍ。品種は貴重なカツアイ・アマレロです。コーヒーの安全と信頼性を認証するGOOD INSIDE取得。環境保全を基準としたレインフォレストアライアンス認証。SCAA 80点以上を獲得している調和の取れた逸品をお見逃し無く。

ギル・フェイバーさん

焼き芋を思わせる風味をまとったクリーミーでマイルドな香りを放つ、今月の『マルクス』。口当たりでは、ブラジルの豆らしい輪郭のくっきりとしたブラジルの豆らしい苦味、そこに甘味が加わって、厚みのある味を形づくっています。中盤ではしっかりとしたコクが重厚な味わいを醸し、さらに舌が苦味に慣れた後半、よりいっそう甘味が前面に現れるようになります。それでいて後味はスムーズに抜け、まるで何種類もの違うコーヒーを飲んでいるような印象です。「（最近テレビであまり見ませんが）まるで味の宝石箱や！！」の言葉にふさわしいコーヒーです。

まめまめさん

春先にこんなに雨が続いていたことがあったかなぁ？と思っていたらラジオで今頃の長雨のことを「菜種梅雨（なたねつゆ）」ということを放送していました。菜の花の黄色は、ひまわりと同じように元気をあたえる色なので、多少の雨続きでもさほど気にならなくなりました。さて今月の豆「マルクス　カツアイ」は、菜の花のような、ピリッと苦みのある香りが広がります。香り4.5、甘味・苦味・コク４、酸味3.5といったところでしょうか。この長雨があるから、「五月晴れ」という言葉が生きてくるんでしょうね。まだまだ気候に関する言葉がたくさんありそうです。